おうちコラム

2024-06-09 12:12:00

漆喰のメンテナンス方法

岐阜県にて注文住宅の新築・リフォームを手掛けている十二の家では、家の内装に多くの住宅会社が採用している「ビニールクロス」は使いません。理由はたくさんあるのですが、その代わりに採用しているのは紙でできた「紙クロス」や「漆喰」です。とくにこれからの時期、内装の漆喰は湿度を調整してくれて、梅雨時期でも室内干しの洗濯物がカラっと乾く優れもの。ただ、「漆喰の壁は汚さないか、傷つけないか気を遣う~」という方もいらっしゃるのですが、漆喰の壁こそメンテナンスがとても楽ちんです!

例えば手垢や何かがこすれて汚れが付いた場合は「消しゴム」で消していきます!

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また、「醤油をこぼした!」「ワインをこぼした!」などの液体汚れは「食器用漂白剤」を水と希釈してハケや霧吹きで汚れたところに吹き付ければあら不思議、ものの5~10分ほどで綺麗になります!何かぶつけて欠けてしまった場合も、新しい漆喰をタッチアップすればほとんどわかりません。よく新築を建てた際に、壁を傷つけてしまったり、汚してしまった際に凹んでしまったり、小さいお子さんがやらかしてしまった場合はついつい怒ってしまったりするのは「直らないから」ではないでしょうか?十二の家で採用している素材は「メンテナンスが簡単に出来る素材」そして、傷や汚れが「劣化」に繋がるのではなく「経年美」を愉しめる素材を採用しています。万が一お子さんが傷つけてしまっても「ナイスエイジング!」「味になってる~!!」「思い出刻んじゃってる~!!!」と言える家です。「家は所詮家」。気を遣いながら住むのではなく、のびのび暮らしてほしいからこそ、十二の家では「本物」を使って家づくりをしています。