おうちコラム
2022-11-05 12:12:00
自然素材には本物が持つ魅力がある
自然素材で家を建てることには、メンテナンスによる住宅の価値の維持、健康面の安心感、手肌に触れる心地よさなど、色々なメリットがあります。
そういった機能面や質感の素晴らしさに加え、もうひとつの大きな魅力は、使えば使うほど味わいが深くなり、1日では成しえない美しさを醸し出すということです。
自然素材を使った家では、汚さないように、傷をつけないように気をつけて窮屈に過ごすという暮らし方は似合いません。
傷や汚れ、日焼け、クラック、経年と共に刻まれる暮らしの痕跡。
自然素材を使った家では、それらがすべて風合いになります。
傷のつき方は家それぞれに違い、それらが家の味わいを深め、魅力をどんどん高めていきます。
また自然素材を使った家には、自分で手を加えて、家と向き合っていく喜びもあります。
木の床や壁にオイルを塗ったり、塗装をし直したりというメンテナンスはもちろんですが、大きな傷がついたときにも、自分でサンドペーパーをかければ傷が削れて新しい木目を出すこともできます。これができるのは、本物の木を使っているからです。
漆喰の壁も同じように補修することができます。
このように、自分で直すことができるというのは大きな自信と安心に繋がり、家のことを大事にするきっかけになる、と十二の家は想っています。