おうちコラム
自然素材の家の良さ
昔、建売住宅を購入した友人のお家に遊びに行かせてもらったことがあります。
ピカピカで綺麗。
少し年数が経っていたため、「安く買えた」と友人は喜んでいました。
最近、久々にその友人宅にお邪魔する機会がありました。
家を購入する前は、いつも嬉しそうに家のことを話していたのに、
友人はもう家について全く興味はなく、「住んだ瞬間から興味がなくなった」と。
だから、お手入れもいっさいしていないし、というのは、お手入れの必要な素材を使っていないため、手入れのしようがないのもありますが。
自分たちで植物を植えこむ予定だった庭は、今も土のままで、干し竿があるだけ。
「さみしいな、ただ古くなっていくだけ。こんな予定じゃなかったんだけど。」
と、友人は一言。
うん。私もさみしい。
さみしいというよりは、もったいないなと思ってしまいました。
建売住宅や一般的なローコスト住宅は、お手入れの必要がない建材が使われることが
多く、年数が経つと、大体このような状態になります。
ただ古くなるだけ。
風合いがない、というのでしょうか。
しかし、自然素材を使って建てた家は、年月が経つほど、風合いがでてきます。
そして、家族の心と身体を優しく包みます。
住む人がメンテナンスし、手をかけ、大切にすることで耐久性が増します。
歳月を得た素材は、風格を持ち、美しさを増していきます。
新築では手に入れられないこうした魅力を得ることで、家の価値は高まります。
住む人が、心から大好きだと思える家。
自然素材の家は、大切な家族の健康、時間、命を守り、育んでいきます。
そして、いつも家族と一緒に寄り添いながら、家族の歴史とともに家そのものも
育っていきます。
家をつくる機会は、一生のうちに何度もあるものではありません。
家は人生最大の買い物です。
家を建てるなら、50年後も価値のある家をつくるべき、
と、十二の家は考えます。
50年後も価値のある家に住む
今30歳の人が、家を建てるとします。
30年後は60歳、50年後は80歳です。そのときはおそらく30歳のときとは、
暮らし方が違うでしょう。イメージできますか?
これから家を建てる人たちには、たくさんのポジティブなイベントが待っています。
家はそれらの輝く未来に寄り添ってくれる家族の器になります。
しかし、その時間が終わった後のことを考えてみることも必要です。
もしかしたら、夫婦二人には広すぎる家となり、手放すこともあるかもしれません。
そうなったとき、これから建てる家が、50年後も価値があり、建てたときと変わらないくらいの価格で家を売却できたら
その後の人生がポジティブになりますよね。
そんな家を建てるために必要なこと。
詳しくはまたお話ししていきたいと思いますが、
簡単に説明すると、価値のなくなっていく化学物質の家ではなく、住むほどに価値が高まる自然素材の家を建てることです。
そして、メンテナンスをしっかりとしていくこと。
家は何度も建て直すことはできません。
だからこそ、本物志向のこだわった家を建てておく。
そうすれば将来、その家があなたに寄り添い、あなたを助けてくれるでしょう。
そのためには、心から満足し、好きだと言える家を建てること。
信頼しあい、寄り添えるパートナーと家を建てること。
これだけのことで、あなたがこれから建てる家は、50年後も価値のある家になる。
と、十二の家は考えます。
家は人生最大の作品
自然素材でつくる家は、丁寧に手をかけていくことで大切な資産となります。
そして家は、幸せなときも、家族がピンチに陥ったときも、
あなたに寄り添い、守ってくれます。
そして老後の生活の安心材料にもなります。
メンテナンスをして大切にすればするほど、家の価値は高まっていき、
日々の不安もずっと先の不安も拭い去ってくれます。
家を大切に磨いていきましょう。
家は人生最大の作品です。
そう十二の家は考えます。
6月のイベント予定
十二の家では6月、これから新築だったりリフォームといったおうちの計画をお考えの方にお役立ち情報盛りだくさんの相談会を開催致します。
今週6月4日5日は新築・リフォーム「ゆっくり、じっくり相談会」を開催します。
家はまだ2年後、3年後でもいいけれど、今のうちからゆっくり、じっくり時間をかけて準備をしていきたいという人にぴったりの相談会です。
土地の探し方、予算の計画の立て方、家づくりはみんなはじめてのことだらけで、何を誰に聞いたらいいかも分からないのが本音のところ。
そんな方に、お話しを聞いた上でゆっくり、じっくり、丁寧に家づくりの進め方をご案内する相談会になります。
また、6月18日19日は「小さなおうちのつくりかた」の相談会も開催します。
食べ物だけではなく、建築材料の値上げも相次いでいる中、大きなおうちはその分土地も大きな面積が必要だしそれに伴い費用も上がっていくもの。
十二の家では住んだ後も心も経済的にも豊かな人生を過ごせるように「小さなおうち」を提案しています。
小さなおうちってどれだけ小さいの?住んでいる中でストレスはないの?どれくらいの予算で抑えられるの?等々気になる内容盛りだくさんの相談会になります。
ご興味がある方は、お気軽にお問合せ下さい。
日にちの都合が合わない方は、お気軽にご相談くださいね。
誰もがそれぞれの豊かな暮らしを
家をたてるにあたって、不可欠なものって何だと思いますか?
家は、ある意味で、人生です。
大体の方は、人生の半分以上の年月を家のためにかけますから。
家=暮らし
つまり、暮らしにも不可欠なもの。
それは、手間や時間をかけながら、じっくりと付き合っていく気持ちだと
思います。
今の日本では、「家は消耗品」という意識が社会全体に広がっています。
家には消費税がかかります。家は「消費」するもの、という現れです。
ですが、家に、手間や時間をかけることは、労力や時間を「消費」するということではなく、
こだわりをもってかけた手間や時間は、暮らしのなかで積み重なり、豊かな土壌と
なっていきます。
人の生活は、消えることなく豊かに積みあがっていく。
そしてひとりひとりが違う豊かさを持っている
そのためにも、十二の家は、誰もがそれぞれの豊かな暮らしを深く味わっていける家を
建てていきたいと考えています。