おうちコラム
2022-05-18 12:12:00
一生を通して愛せるもの
良いものは、買った瞬間から自分にとって最良なものというわけではありません。
ものと自分が一緒に歳を重ね、使い方に工夫をしながら、味わいを深めていく。
古くなっても、メンテナンスを重ね、磨いていく。
そうやって年月が経ってこそ、だんだんと自分と馴染み、一緒にいるだけで心穏やかに
してくれる存在となる…
これは、ものに限らず、人間関係も同じことですね。
時間をかけて、本当の友人になり、家族になっていく。
ものも人も、その関係性はインスタントではありません。
こだわりを持ってかけた手間や時間は、暮らしの中で積み重なり、
それが豊かな生活となっていき、豊かな人生に繋がります。
長く住まうほどに味わいが生まれ、お手入れを自分でして、愛着を深めていく。
住んでいくうちに傷がついても、その傷さえも愛おしい思い出になるような、
本質的な家を提供したい。
一生をかけて大切にし、愛せるもの。
住まいとなる『家』は、そのようなものであるべきだと、十二の家は考えています。